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#02: サラリーマン人生|転職を終えたハシタニを待ち受けていた理不尽なマウントの嵐

当記事にはPR広告を含みます

こんにちは。ハシタニといいます。

私は、自動車部品メーカーにて営業の仕事をしておりましたが、転職で同業界のPM部にて働いている者です。

今回は、転職でジョブチェンを果たしたものの、大企業特有の “マウント” に苦しんできた、私の転職記を話させてください。

目次

サラリーマン ハシタニの若手社員時代

私が新卒で入社した企業は、東証一部上場の自動車部品メーカーでした。

これといって自動車が好きとかはないのですが、実家から近かったので入社しました。

幼いころから始めていた柔道で、大学は大東亜帝国のどこかに推薦で進学をします。いわゆる “ゴリゴリ” の体育会系でした。

上下関係は厳しかったし、遅くまで浴びるように酒を飲み、クラブのボディガードなどでアルバイトをしていた「遊んでばっか」の大学生でした。

時は流れ社会人。東証一部上場企業に営業として入社しました。

世間的にはそこまで有名な企業ではないかもしれませんが、業界ではそれなりに名が知れている企業で、東証一部上場企業でしたし、私は満足な結果で就活を終えられたと思います。

自動車部品メーカーは数年周期でやってくる自動車メーカーからのコンペのようなものがあり、それの前になると、新しい商売を取ろうと忙しくなるのですが、当時の私も多忙を極め残業は100時間近くに上りました。

得意の気合いや根性のような精神論で乗り切りましたが、若くして結婚した当時の奥さんとは不仲になってしまい20代のうちに離婚をしています。

そんな環境の中で働いていましたが、仕事にやりがいを感じていましたし、何より仲間の存在が大きかったです。

良い会社だったと思います。今でも付き合いがあるくらい、社員同士の仲が良い会社です。

しかし、残念ながら会社の業績が悪化してしまい、リストラが始まりました。

会社の将来性に不安を覚え転職を決意しました。

とある部品で業界でトップシェアを誇る企業に入社しました。私は、その会社の自動車事業部に所属します。

ハシタニさんからいただいた写真
旅行好きのハシタニさんが行ったデンパサール空港(バリ島)の写真

サラリーマン ハシタニの転職

私は30歳になるタイミングで初めて転職をしました。今現在も、その企業で働いています。

前職では営業職で働いていましたが、今はプロジェクトマネージャーとして働ています。各工場と設計変更や工程変更を行う際のハンドリングであったり、コストなどの調整が主な業務です。

今まで営業としての経験はありましたが、やはり扱ったことのない製品を扱うのは思ったよりも大変でした。

製品知識がないものですから、原価イメージもつかないですし、製造にかかるコストもパッとしません。

製品の製造方法や工程に関する知識も、入社当初はなかったので、変更によるコストや原価低減の計算はできなかったですし、少しずつ覚えていった感じです。

ハシタニさんからいただいた写真
場所は静岡県大井川 温泉が有名でキレイな川が流れている様子

前職のネームバリューもあって転職自体はすんなりできたのですが、入社後のマウントの嵐に嫌気が差しました。

私の上司は、女性の部長と男性の課長がおり、彼らから「そんなことも知らないのか!常識だぞ!」と言われたりする機会が増えました。

彼らは新卒から同じ会社でずっと働いてきて、弊社製品を極めること25年以上のベテランです。

まともな教育なんかない状態なのに、「当然」「常識」「当たり前」なんて言葉で片付けられるのに、強い憤りを感じました。

それからというもの、毎日のように「ハシタニ!お前は何もわかってねぇ!」「何回言えばわかるんだ!(初めて聞いた…)」「俺のやり方を見ていればいいんだ!」そんな怒声が飛び交うようになります。

当時の私は30歳、彼らからすると、もう少し仕事ができても良いと思っていたのかもしれません。もしくは、怒声を浴びせることで優越感に浸りたかったのかもしれません。

『そんなことを言われたってしょうがないじゃないか』

これが私の本音でした。転職して初めての環境です。扱う製品だって違います。

なんせ古い企業でしたから『昭和のやり方』が強かったのだと解釈しています。

まだ入社して1年にも満たない私に、毎日のように浴びせられる怒声で、「転職は失敗だったのかもしれないな・・・」と後悔をするようにまでなりました。

そんな私もコツコツ頑張り、今では係長になりました。指導している後輩からは『ハシタニさんが怖いです。プレッシャーです。』と言われ、教育係を外されてしまいましたが。

完全に “弊社流” が身についてしまったのかもしれません。

とにかく、私がこの場所をお借りして言いたいのは、転職者というのは『新卒の新入社員と一緒』ということです。

年齢や社会的常識、業界や専門知識は備えていたとしても、業種や扱う製品が異なると、また一から学んでいかなくてはなりません。

そんな彼らに、ベテランと同じパフォーマンスを求めても無理です。

強く言われ続けると潰れてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

少し時間を与え、成長を見守るくらいの余裕を持ってください。それか、教育やトレーニングに専念する環境作りをしてください。

転職者は、新卒から同じ会社で働いてきた人とは違います。それを変わっていただければ嬉しいです。

\皆さんの “サラリーマン人生” を大募集!/

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